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SDGs Sustainable Development Goals

山本屋 代表の高宮は現在、城崎温泉観光協会会長として山本屋の経営と城崎温泉のまちづくりを行っております。
持続可能な観光地を目指して城崎温泉で取り組んできたことをいくつかご紹介いたします。

城崎温泉の歴史

2020年に、城崎温泉開は湯1300年を迎えました。
717年に城崎へ来た僧侶の道智上人(どうちしょうにん)が、難病の人々を救う為に、当所鎮守・四所明神の神託により、 千日間の修行を行った末、 720年に温泉が湧出し城崎温泉が開かれました。そして道智上人はその後、大和(奈良)の長谷寺の観音さまと同木同作の由緒正しき観音像を得て、温泉寺を開創しました。
2020年から2021年にかけて開湯1300年を記念して1300年記念事業をとりおこないました。

外湯巡り

城崎温泉は浴衣を着て7つの外湯をめぐる外湯めぐりが何といっても基本の楽しみ方です。
駅前にある「さとの湯」から一番奥の「鴻の湯」まで徒歩20分程度。
山本屋は丁度真ん中にある「一の湯」の隣にあるのですべての外湯に歩いていけます。
城崎温泉では、限られた温泉資源を有効に活用するため集中管理・集中配湯を行っています。
複数の泉源から湧出した温泉水をタンクで混合し、それをループ状の地下埋設管に送っています。
外湯やホテル・旅館等がそれぞれの枝管から、何時でも新鮮な温泉を利用できるシステムです。
大切な温泉や外湯を守るためにも入浴時のマナーをお守りください。
水は限りある資源です。
シャワーやカランの節水にご協力願います。
健康管理のため
  • 入浴前や入浴後にも水分補給をしましょう。
  • 飲酒後の入浴は控えてください。(転倒等の原因となります)
  • かけ湯をしてから入りましょう。(急激な血圧上昇を防ぎます)
浴槽等を清潔に保つため
  • 体を洗ってから浴槽に入りましょう。
  • タオルを浴槽に入れないでください。
  • 浴槽内で体を洗わないでください。
  • 浴槽内で衣服や下着を洗わないでください。
他のお客様の迷惑にある行為
  • 浴場内で大声を出したり、騒いだりしないでください。
  • 浴槽内で泳がないでください。
  • 浴槽に飛び込まないでください。
  • 浴室から脱衣室に上がる前に体をふいてください。(床が濡れて滑りやすくなり危険です)
  • 脱衣室・浴室ではスマートフォン等のカメラ機能付機器を使用しないでください。

浴衣の似合うまちづくり

城崎温泉では浴衣を着て、下駄をはいて外湯巡りする事が楽しみ方の基本です。
そこで浴衣についても着目し、まちづくりをすすめてきました。
おかげさまで「浴衣の似合うまち」「そぞろ歩きの楽しめる温泉地」等のランキングでは1位に選ばれてきました。

浴衣の着方については「若旦那TV」でご覧いただけます。
城崎温泉でのゆかたの楽しみ方や考え方を整理するため「城崎ゆかた憲章」制定しました。
私も長く会長を務めさせて頂いた「城崎文化フェスタ実行委員会」で制定したものです。
城崎ゆかた憲章
  • 一. ゆかたにあらざれば、装いにあらず
  • 一. ゆかたを以って(もって)尊し(たっとし)となす
  • 一. ゆかたを温ねて(たずねて)、新しきを知る
  • 一. ゆかた姿、一日にして良き思い出を宿す
  • 一. ゆかたは、豊かな心を育む(はぐくむ)
是非浴衣を着てのそぞろ歩きをお楽しみ下さい。

文学と城崎温泉

小説家 志賀直哉が湯治のため城崎温泉を初めて訪れたのが1913年。
滞在中の出来事を書いた『城の崎にて』(1917年発刊)は、志賀作品を代表する短編として今なお多くの人に読み継がれています。
また、白樺派を中心に多くの文人墨客が訪れたことから、いつしか城崎温泉は「歴史と文学といで湯の街」として知られるようになりました。

現代版「城の崎にて」
城崎国際アートセンター

城崎国際アートセンター(KIAC)は、兵庫県豊岡市が運営する舞台芸術を中心とした芸術活動のための滞在制作(=アーティスト・イン・レジデンス)を行うアートセンターです。
1300年の歴史を持つ関西有数の温泉街である城崎温泉に建てられた旧・城崎大会議館をリニューアルし、2014年に開館しました。ホール(劇場)、6つのスタジオ、最大22名が宿泊可能なレジデンスやキッチンなどで構成され、アーティストが城崎のまちに暮らすように滞在し、創作に集中することのできる施設として、開館以来高い評価を受けています。
年間を通して実施しているアーティスト・イン・レジデンス プログラムでは、年に1回の公募によってアーティストを選定し、その滞在制作を支援しています。主催・製作での公演事業、学校や福祉施設でのワークショップなどの普及事業、インターンシップによる人材育成事業にも取り組むなど、豊岡市の芸術文化戦略の拠点施設として、豊岡演劇祭や2021年に開校した芸術文化観光専門職大学と連携した事業運営を行っています。

アーティスト・イン・
レジデンスとは

アーティストを一定期間地域に招聘し、芸術創造活動の環境を提供する事業。 アーティストが日常とは異なる空間・環境や、様々な国、地域、文化的バックグラウンドを持った人々との交流から、 芸術創造活動のインスピレーションを得るための活動です。
日本のみならず世界中からアーティストが城崎温泉に滞在し作品を造られるようになりました。
まさに現代版「城崎にて」です。海外から来られたアーティストの皆さんも外湯を楽しまれ、町民とも交流が生まれています。
城崎で完成した作品がmade in Kinosaki の名前とともに世界で上演されています。

城崎国際アートセンター内には
リモートワークでご利用頂けるスペース「WORKATION IN TOYOOKA @KIAC」
がございます。ご利用下さい。

交通環境改善への取り組み

城崎温泉では、温泉街の安全な「そぞろ歩き」の実現を目指し、2016年から地域住民らで「城崎温泉交通環境改善協議会」を結成し、
交通施策のあり方について協議を行ってきました。
この度、県が整備方針を示す「桃島バイパス」の活用方法と、
交通課題の解決に向けた地域住民等の取組みをまとめた「城崎温泉交通環境改善計画」が策定されました。
この計画を基に、今後も魅力あるまちづくりに向けた取り組みを進めます。
温泉街メイン通りの交通量削減や、路肩への駐停車による渋滞の発生を防止するため、
城崎温泉独自の交通ルールを設定し「そぞろ歩きルール」と題して2022年12月1日から実施しています。
1
15時〜18時の間、湯の里通り、
南北柳通り、駅通りにおいて
駐停車を控える。車の使用を控える。
2
町内駐車場を活用する
路上駐車は控え、駐車場を活用する。
3
交通違反をしない
継続的な駐停車をしない。
見通しの悪い場所で駐停車をしない。
反対(右側)駐車をしない。
走行速度を守る(温泉街は30km/h以下)

レンタサイクルなどへの取り組み(マイクロモビリティ)

城崎温泉駅前にある観光センターでは
 普通車 スポーツ車 電動アシスト自転車のレンタルが可能です。
観光センター内にある旅蔵さんでは、小さい電動ツクツクのレンタルも出来ます。
玄武洞など徒歩では時間がかかるところではこういう環境への負荷の少ない乗り物での移動もおすすめです。